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【フル記事】「電子変換コード」の文字とウタヒ詠みで現れる高次元空間「ミスマルノタマ」――――(2023年9月号)

〜高めて使うカタカムナ〜


ウタヒの中に神々の名が初めて登場するのが第7首。「アマノミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ」と地球を創造する大きな神々の名が出てきます。この第7首は「ミスマルノタマ」という言葉で結ばれていますが、それは、「高次元空間のひとつの単位」のこと。


そう説明される医師の丸山修寛さんは、臨床の治療にこのミスマルノタマを用いて劇的な効果を上げ、

ご自身もその中で、毎瞬のように高次情報をダウンロードされているのだとか。いまや“意識医学”の領域まで踏み込んでいる丸山さんは、まさにスーパーカタカムナドクターなのです!

治療法もご自身もますます高次元に近づいている丸山さんに、ミスマルノタマや“進化版カタカムナ”について伺いました。


取材・構成◎編集部 文◎田中さくらこ、編集部 イラスト◎ツグヲ・ホン多

 

目 次


 

丸山アレルギークリニック院長

丸山修寛さん

Nobuhiro Maruyama

Profile

まるやまのぶひろ◎医学博士。山形大学医学部卒業。東北大学第一内科で博士号取得。東洋医学と西洋医学にくわえ、電磁波除去療法、高次元医療、色や形の持つ力を研究し、見る・触れるだけで不調をケアできる「クスリ絵」やさまざまな高次エネルギーアイテムを開発。これら独自の治療法は、多くのメディアで紹介されている。ベストセラー『クスリ絵』シリーズ(ビオ・マガジン)をはじめ、著書『奇跡が起こるカタカムナ生命の書』(本田印刷出版部)『魔法みたいな奇跡の言葉 カタカムナ』(清風社)ほか多数。 http://maruyamanobuhiro.com/ http://kusurie.jp/

 

丸山修寛 著/ビオ・マガジン/2,750円

丸山医師がクリニックで実際に使用し、確かな治癒効果を上げている最新版のクスリ絵85種類を掲載。本格ドクター仕様の治療レベルの高次元アートで、形の持つ不思議なパワーが体心魂の浄化と覚醒を一気に大促進!

 

カタカムナの一文字一音は「電子変換コード」


編集長中田(以下、中田) 

カタカムナは一文字一音の音霊が、細胞内の電子に働きかける「電子変換コード」であるとのことですが、細胞内の電子と健康・幸福の関係を、改めて教えていただけますか。


丸山さん(以下、敬称略)

人が健康かどうかは、その人が持つ原子核の周りを回る電子のスピンの状態によって決まるんですね。回転の方向やスピードが正しいかどうかで、健康かそうでないかが変わってくる。電子のスピンが正常ならエネルギーが生まれるけど、正常でなければ、エネルギーは生まれないのね。


人間は生命エネルギーによって動いていますが、そのエネルギーは、電子の回転によって生まれるんです。台風やハリケーンも回転によって生まれるし、この宇宙の銀河も回転してる。すべてのエネルギーを生み出す源は回転なんですね。


中田 波動や振動数を上げる、という場合、電子の回転数を上げる、ということになりますか。


丸山 そうそう。波動とは、回転によって生まれる振動のことで、「波動を上げる」というのは、電子のスピンの回転数を上げたり、回転の仕方を最適にすることを指すんだね。


中田 そうすると、健康になるのはもちろん、光運・幸運の波に乗れる、ということですね。


丸山 そうなの。至福や幸福感を感じられるよね。

 

“お持ち帰りも”できる完全調和の高次元空間


中田 先生は、ウタヒを唱えることで発生する高次元空間「ミスマルノタマ」を治療に使われていますね。


丸山 僕は一人でも多くの人の苦しみを解放したいと思っているんだけど、あるとき、治そう治そうと思えば思うほど、治すべき対象の患者さんを作ってしまう、ということに気づいたのね。本当に治したければ、いかに治そうという意識をなくせるかにかかってる。


目の前にいる人は、いまどんな状態であれ、宇宙の摂理からみれば完全なんだ、と心底思いきれれば、目の前の人の病は消えていくの。患者さんは自分の心の内側が反転して外側に現れたものだから、自分の思いが変われば目の前の人の状態が変わる。ミスマルノタマの中だと、そういう意識になりやすいんです。


中田 素晴らしい高次元意識ですね! 聖者の在り方そのものです。そして、ミスマルノタマの中は完全調和な場なのですね。その中に、先生と患者さんがすっぽりとその中に入るのでしょうか。また、それはどれくらいキープできますか。


丸山 一度作ると、大体、一日中存在してくれますね。ずっとそこにあって、診察室に来た人は、そのミスマルノタマに入った状態で治療を受け、帰るときはミスマルノタマがその人を包み込んだままでいられるので、お持ち帰りもできるんです。人によっては24時間以上キープしていて、良い状態が続く人が多いね。


 ミスマルノタマに入る回数を重ねると、よりそのタマが強固になるの。あと、セミナー中にみんなで作ると、ものすごく大きく、強固で厚みのあるミスマルノタマができます。3人で作れば、3人全員が包まれるようなサイズでね。

 ミスマルノタマの縁を触ると、雲みたいな、厚みのある何かの感触があるので、100人のセミナーなら、90人くらいの人がわかるね。


ミスマルノタマを科学的に説明すると、「スカラー場(重力場)」といえる。スカラー場とは、ベクトル(一定方向への力)を持たない空間のこと。通常の3次元空間では、地球の重力に引っ張られて素粒子が低い状態で安定するのに対し、スカラー場では、地球と拮抗する重力子が高密度に存在するため、電気的に中性かつ重力と電磁波が統一されている。そのため、素粒子間に調和が訪れ、結果として全身が本来の健康な状態に整う。



インナーチャイルドは宇宙の叡智や記憶を持つ


中田 ミスマルノタマは誰でも作ることができ、その際、ハートやインナーチャイルドを意識することが大事だと丸山先生はおっしゃっていまが、インナーチャイルドとは傷ついた子どもの意識ではなく、純粋無垢な意識、ということでしょうか。


丸山 インナーチャイルドは、過去の自分の「傷ついた子ども」というだけではなくて、あらゆる記憶や意識を持った存在なのね。僕たちよりも次元が高く、お腹の少し下あたりにいて、僕ははっきりとその存在を感じられるの。万年、潜在意識を妊娠中という感じ(笑)。

 

自分の中にとても神秘的な大きな赤ちゃんがいて、二人三脚でいろんなことを一緒にやってくれる、みたいな感じかな。ときどき会話もするし、YESのときは指にバイブレーションを送ってくれたり。


中田 ガイドやハイアーセルフとは違うけれども、いろいろ教えてくれるわけですね?


丸山 そうそう。僕の場合、ハイアーセルフはガイドとして左肩の上にいつもいるんだけど、肉体のコントロールは、インナーチャイルドを含む潜在意識がしていて。潜在意識は体の主のようなものです。

 僕は潜在意識の目を通して、患者さんのどこが悪いかを教えてもらことがあります。潜在意識の目っていうのが第三の目(サードアイ)のことで、僕の場合、眉間がちょっとへこんでいて、本当に目みたいになっているでしょ。


 潜在意識の中にいるインナーチャイルドは、宇宙の叡智やあらゆる記憶も持っていて、目の前の患者さんの記憶も持ってるんです。

 インナーチャイルドは、ほかの人のインナーチャイルドとネットワークでつながっているので、患者さんしか知らない、病を生み出している記憶についても教えてくれる。インナーチャイルドは、ミスマルノタマを作るときの鍵にもなるね。

 

地球の重力と拮抗する重力場ができる


中田 ミスマルノタマの中はスカラー場(重力場)が働いていて、重力子などの素粒子が飛び交ってい

るそうですが、重力場・重力子と健康・幸福の関係について、教えていただけますでしょうか。


丸山 たとえば、トランポリンに鉄球を置くと中心が沈むよね。端にリンゴを置くと、そっちに引っ張られて下に転がっていっちゃうでしょ。それがスカラー場(重力場)なのね。

 ミスマルノタマを皆さんに体験してもらった当初から、「体が軽い、上に引っ張られる」という感想をたくさんいただいたんだけど、ということは、ミスマルノタマの中では、地球の重力に拮抗する高波動・高密度の重力子などの素粒子が飛び交っていると考えられるんだよね。

 

タマの中は体が軽くなるだけではなく、体の不調も治っていくの。僕の講演ビデオを観ただけで、自分の周りにミスマルノタマができたり、不調が整ったりして、感動して診察に来られた方もいました。体が勝手に動く人もいるよね。



中田 地球圏の重たい波動に引っ張られて能力が出せなかった人、不調を抱えていた人がそこから解放され、覚醒していく、ということですね。


丸山 そうそう。皆さん、どんどん素晴らしい現実を手にしています。

人の記憶は脳の中ではなく、頭の周りの空間にあるホログラムのような磁気帯に記憶される。カタカムナ人は、個人ホログラムのほか、おたがいの間に立体ホログラムを立ち上げたり、空間に文字を書いたりして情報を共有することができた。遠方の場合は、テレパシーにより映像や情報を送受信していた。



ミスマルノタマはアカシックにつながっている


中田 ミスマルノタマの中では、高次元情報をダウンロードできるそうですが、そのソースはどこなのでしょうか。人によって異なりますか。


丸山 おそらく、アカシックレコードだと僕は思っているんだけど、アカシックレコードに行くためには、潜在意識とハイアーセルフを介するんですね。潜在意識とハイアーセルフにつながるためには、図形の力を借りるのがいちばんいい。


 ウタヒは渦状の図形だよね。銀河も台風も、僕たちの波動を司る電子も渦だから、ウタヒの図形を使うと、とてもスムーズにアカシックレコードにアクセスできる。図形は、高次元にアクセスするための扉なんです。



高次ダウンロードの際は頭に“筒”ができる


中田 先生はミスマルノタマの中やそれ以外で、チャネリング先は特定されていますか。情報を教えてもらう主な存在はいますか。たとえば、アシアトウアンとか? 


丸山 僕はチャネリングはあまりできるほうではないんだけど、そのときに助けてほしい神さまを呼び、自分の中に入ってもらって、必要な答えをいただいている感じです。たとえば、新商品の名前を決めたいときは、「名前の神さま」にお願いするの。

「クスリ絵」という名をつけるときも、教えてくれたんです。


 神さまを呼ぶと、頭上に筒がフッと接続されたような感覚になるのね。それをそのまま放っておいて1〜2日すると、答えがその筒を通して降りてくるんです。いま、取材を受けているこの瞬間にも筒がつながっていて、その答えをお伝えしてるんですよ。


中田 まあ、ありがとうございます! 先生は「第四の目」のことも言及されていますね。それはどこにあるのでしょう?


丸山 第四の目は後頭部にあるのね。鼻から45度の後ろに伸びた頭の中。このことは、ドランヴァロの『フラワー・オブ・ライフ』(ナチュラルスピリット)にも書いてあります。

 第四の目は、全身の調整を司り、血液やリンパを整えてくれるのね。意識を第四の目に持っていって、そこから世界を見るようにすると、高次の視点が開発されるんです。エジプト長頭族の人たちは第四の目が発達していたし、見えている世界も違っていたのかもしれないね。


中田 宇宙人だったといわれるファラオのイクナートンが長頭族ですね。ミスマルノタマの中にいると、第四の目も開発されますか。


丸山 されますね。ウタヒを詠ったり、クスリ絵を見ても第四の目が発達しますよ。


人間は場の力で変わることをカタカムナ人は知っていた


中田 ウタヒに登場するアシアトウアンとは、どういう存在だと思われますか。集合意識でしょうか。先生のとらえているイメージを教えてください。


丸山 アシアトウアンは人ではなく、神戸の芦屋という特別な「場」に住んでいた人たちの総称だと僕は思っているのね。

 人間はある特別な「場」に暮らすことで、特殊な能力を持った人に変わっていく。「場」が意識を持っていて、来た人が能力を持つように作り上げるんですね。


 僕もかつては、アシアトウアンの「場」の近くにいて。神戸や甲山や金鳥山や六甲のあたりで、小さい頃から遊んでたんです。カタカムナ神社と呼ばれている保久良神社や、そこの磐座にもアシアトウアンのエネルギーがある。イヤシロチやパワースポットと呼ばれる場所は、特別な情報やエネルギーを保持しています。


中田 カタカムナ文献には、イヤシロチという言葉も出てきますね。カタカムナ人は場の達人だったのでしょうね。

 

立体ヤタノカガミは万能のカミ


中田 先生は、ヤタノカガミの立体モデルをお作りになったとか。かぶるだけで脳が高次脳に変わるそうですが、どのように変わるのか、メカニズムとともに教えてください。


丸山 まずは実験的に、ヤタノカガミの立体モデルの中心に軟膏を入れ、高次元波動を転写してみたんです。すると、軟膏を塗った人の不調や病の症状が改善したのね。


 その軟膏で80歳のおばあちゃんのシミが消えたり、アトピー患者さんの9割の人が、痒みがよくなったり。うつ状態の人に塗って、ケラケラ元気に笑い出したり、車椅子で来た人が、歩いて帰ったりしたこともあります。

 これは、ヤタノカガミの立体モデルによって、ミスマルノタマの量子場が発生したのだと考えています。機械で作るとより密度が高いものができるんです。


中田 すごいですね! ウタヒにも「ヤタノカガミはカミ」だと謳われているので、それこそ万能なのでしょうね。患者さんも大喜びですね。



丸山 患者さんからしたら、カタカムナのシステムがどれほどすごいかなんて、あんまり関係ないのね。極端な話、「いまこの瞬間に感じている痛みや痒み、めまいや不調がなんとかなるなら何でもいい」という。


 そんな皆さんから「うそ? こんなに良くなるなんて、魔法ですか?」と言われるくらい、パワフルな結果が出続けているんです。

 僕は医者だから、水やジェル、セラミックなどの物質にその波動を入れて使って、それでいい結果が出て初めて医者の役目を果たしたことになるからね。



中田 次々に新しい治療法やアイテムを編み出される先生は、やはりカタカムナ人で、今生では当時のことを思い出されているところが大きいのではないでしょうか。

 現代は、カタカムナ人が生きていた縄文時代よりも環境や体質も悪くなっているので、治療結果を出すためには、いっそうパワフルなものが必要なのかもしれませんね。だからこそ、治療法も先生もどんどん進化・高次元化されている。


丸山 たしかにそれはいえるかもしれないね。僕自身、生きているうちにここまで来るとは全然考えていなかったんです。まさに高次元の力が導いてくれたとしか思えません。

 これからも、カタカムナをはじめとした高次元からの叡智をもとにした治療で、たくさんの人に苦しみから自由になっていってほしいと願っています。

丸山医師が作った「立体ヤタノカガミ」のモデル。

 

カタカムナで解く「カゴメカゴメ」

〜バッキーボールの構造で、現実創造を暗示〜


籠目籠目

籠の中の鳥は

いついつ出やる

夜明けの晩に

鶴と亀がすべった

後ろの正面だあれ


丸山さんの解釈によると、「カゴメカゴメ」は、なんと量子力学の歌なのだそう。「これって、ヤタノカガミの構造のことを言っているのではないかと思うんです。私が考えているヤタノカガミのもうひとつのモデルとは、バッキーボール(フラーレン。20個の正六角形と12個の正五角形から成り立つ多面体)です。鶴は正五角形、亀は正六角形を示し、正五角形と正六角形がひとつになったバッキーボールの中には高次元があるのです。まさに、時空間の変化が起きていることを表します」。


籠の中の鳥」とは素粒子のこと。鶴が羽を広げた姿は五角形で五芒星、亀は甲羅が六角形で六芒星です。そして「鶴と亀がすべった(統べた=統合した)」ことでバッキーボールが生まれます。それが高次元と3次元を結ぶアクセスポイントとなり、目の前に高次元を呼び出すことができる、というわけです。


夜明けの晩」とは、高次元には時間の概念がなく、夜明けも晩も、過去も未来も同時に存在することを示します。「後ろの正面だあれ」で、人間がそこに意識を向けることで、それまで波であった素粒子が、目に見える粒子となり、現実として姿を現します。「私たち一人ひとりがすなわち現実の創造者」という量子力学を表現しているのです。

 

素数と虚数は異次元の世界!

進化版「ガウスカタカムナ」はどこがすごい?


 カタカムナが降りてきた縄文時代と違って、眠りの時代を体験した私たち現代人が再び目醒めるには、当時よりも強力なエネルギーが必要といえそうです。そんな中、丸山さんが開発された「ガウスカタカムナ」は、とても重要な働きをしてくれるでしょう。開発経緯を伺いました。


丸山 僕たちがいるこの3次元は、自然数・整数でできているんだけど、その中に素数(1とその数字でしか割れない数。3、5、7など)があって、その中でも「ガウス素数」というものには、あらゆる整数の母体になる特殊な波動があるのね。一方、虚数(2乗するとマイナス1になる数のこと)は、3次元自然界に存在しない量子力学の概念なので、僕は異次元世界を表す数字だと思っています。

そしてその数は、1個2個という物量のことではなく、「回転=スピン」の回数を意味しているんです。


 そこで、「ガウス素数」と「虚数」を合わせることで、3次元と高次元がしっかりとつながるのでは

ないかと思って、やってみたら、ものすごく強力で安定したミスマルノタマが出現したんです。虚数が表す「回転」は、僕たちの細胞を構成する電子の回転スピンを正しい形に調整し、健康や幸運に導いてくれます。

 

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この記事は月刊アネモネ2023年9月号に

掲載されています。

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