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【フル記事】天上界の扉を開く女性が一人で覚醒する「女神の秘儀」と、"チャネリングセックス”(2022年8月号)

 


アダム徳永さんのお話にもあったように、男性は、女性を女神にするためのフックの役割をします。

まさに、「鍵」と「錠前」の関係です。でも、女性のほうが男性よりも覚醒が早いもの。それは、時代の終わりと始まりは、女神が司るものと定められているから。そして、本来このマザーアースは、女神が闊歩する母性の星だからです。霊性時代の黎明期に生まれた女性たちはある意味、男性の目醒めを待たずして、先に覚醒することを宿命づけられているのかもしれません。


そんな時代の求めと高次からの応援を受けて誕生したのが、アダム徳永さんが創設したエヴァセラピー協会で提唱している「女神の秘儀」です。同協会の理事である天音陽子は、女神の秘儀によって覚醒、

セックスが高次とのチャネリングになり、回を重ねるごとに開かれていっているのだとか。マスターや神々、宇宙人たちも見学に来て、宇宙人とのエネルギーセックスも経験されているといいます。そんな天音さんに、詳しくお話をお聞かせいただきました。


お話◎天音陽子さん 取材・文・構成◎中田真理亜(編集部)

撮影◎竹之下三緒(P34 )、高谷けんじ(P33/編集部) イラスト◎ツグヲ・ホン多 

 

目 次

 

(一社)エヴァセラピー協会理事

天音陽子さん

Yoko Amane

Profile

あまねようこ◎10年間の銀行員を経て結婚。2016年ゼロからシンガーをめざすことで人生が一変。魂の喜びと解放を共有したいと「人生が変わるステージ」を全国展開。20年、スローセックス提唱者、アダム徳永氏が主催するエヴァセラピー協会のインストラクター養成講座創成期生になる。性の根源の意義と価値を知り、女神覚醒セッションと秘儀を通して、霊性とチャネリング能力が開花。21年、同協会理事に就任、インストラクターの養成にあたる。東京・白金高輪サロンにて、女性向けのスローセックス講習や女神覚醒プログラムを展開。2児の母。

エヴァセラピー協会 https://evatherapy.jp/


 

義務と演技のセックスしか知らなかったのに協会理事へ


アダム先生のことを知ったのは、コロナになる数ヵ月前のこと。ある人のブログに「アダム徳永」「スローセックス」と書いてあり、リンクをクリックすると、「セックスは神聖なものだ」「いままでのセックスはジャンクセックスだ」という2文が目に飛び込んできたんです。アダム徳永という存在も知らなかったのに、なぜか「この人と私の頭の中は一緒だ」と思ったんですね。

 

それまでは、ふつうに結婚・出産・育児をし、ときどき主人とのセックスに義務と演技でつきあう、というジャンクな性生活。セックスが神聖なものだなんて意識したこともなかったのに、「この人の言っていることは真理そのものだ」と直観したんです。


 そして、アダム先生のメルマガを取るようになり、エヴァセラピー協会の設立も知って、何をするのかもわからないままゼロ期生に応募。255人が殺到したそうですが、不思議と選ばれる確信がありました。その後、アダム先生の教えに触れるにつれて、性のあまりの清らかさと美しさに感動。そこから、自分の汚れみたいなもの、昭和の女のがんじがらめにしてきた皮がどんどん溶けていき、女神セッションと呼ばれるセクシャルなエネルギーワークによって、さらに、浄化と覚醒がハイスピードで進みました。


 すると、埋もれていた自分の芯、魂の本当の声がどんどんわかるようになっていったのです。そしてあるとき、アダム先生とともに過ごしたアトランティス時代の記憶がビジョンとともに甦り、当時果たせなかったことをいつか二人でやろう決め、今生のミッションとなっていることも思い出して、現在、エヴァセラピー協会の理事とインストラクターを務めさせていただいています。



肉体と霊性の合致は地球にも恵みをもたらす


同じセックスがテーマでも、アダム先生が教える男塾と、エヴァセラピー協会の内容は、アプローチの方法や対象がまったく違います。男塾は対男性。主にテクニックと意識の持ち方を教え、女性を女神に

するセックスをめざします。対してエヴァセラピー協会は、女性インストラクターが女性たちに、女性が自ら覚醒して宇宙とつながり、先に女神になって男性をリードするセックスをお伝えしているんです。

 やはり女性の体は女性にしかわからない部分もあるんですね。アダム先生の叡智を受けながら、インストラクターが体現しつつ、日々、神秘が解き明かされていっているのですが、私が常々思うのは、女性の体には宇宙とつながった泉のようなものがある、ということです。


 なかにはハンマーで叩かないといけない場合もありますが(笑)、それを探り当て、掘り起こしていくと、必ず女神の光が噴出します。アダム先生がよく言うのですが、女性はセックスの時に電気を消したがる、でも男性は点けたがる。男性は視覚や聴覚などの肉体的な感覚で、女性は5次元の霊的感覚で感じていくんですね。女性のほうが霊性が高いのです。


 でも、男性が覚醒していなくても大丈夫なんです。なぜなら、女性は一人でも女神になることができるから。覚醒の回路が開通した女性のコンセントに、男性がプラグを差し込んでくれれば、そこに膨大な宇宙エネルギーが流れます。それは、地球にとっても大いなる恵みをもたらすもの。もちろん当人たちには、肉体と霊性が合致した最高の至福が訪れ、赤ちゃんを産む以上の創造のパワーが生まれるのです。



自分の核に触れ松果体を下からノックする


 では、女性が男性に頼らずに、一人で覚醒して女神になるには、どうしたらよいのでしょうか。それが「女神の秘儀」です。自分自身で性エネルギーを高め、増幅させて、高次元や宇宙とつながっていく、いわば、覚醒を目的とした高次元マスターベーションです。これは、単に快楽や肉欲のためではない、究極の自己愛、究極の内観法なんですね。


 覚醒のスイッチは、クリトリスです。日本語では「陰核」といいますよね。まさに、自分自身の内なる核なのです。なかには、クリトリスを見たこともない、触ったこともないっていう女性もいらっしゃいますが、そんな羞恥心は、本来、宇宙にはないものです。協会では「ジョイパール」って呼んでいます。まさに、美しい喜びの真珠です。


 ジョイパールと対面することで、自分自身との対話が始まっていきます。その結果、究極の自己解放が起き、意識が変わる。ジョイパールは、あの世とこの世をつなぐコードなんです。女神の秘儀は、通常のマスターベーションとは波動領域がまったく異なるもので、21日間を1セットとして行なう、まさに神との儀式です。


 まず、「氣光天瞑想」によって、神とつながった状態となります。次に「セルフアダムタッチ」を行ない、性エネルギーを増幅。そして「オーガズム造成呼吸法」をし、そこからジョイパールにアクセス。さらに「性感脳活性化呼吸法」をし、絶頂を迎える、という流れです。


 子宮に性エネルギーをいかに溜めていくか、がポイントで、コップ一杯くらいの容量を、巨大タンクのように増大させ、それを松果体に上げていくんですね。凝り固まった松果体を自分自身で下からノックしてあげるんです。

 松果体は、直観や霊力を受発信する宇宙とのポータルで、性エネルギーが大きくなるほど、松果体にアクセスする強さ、パワーも大きくなります。これが秘儀の真髄です。


天音さんが“神の器”となり、天のエネルギーを注ぎながら全身にアダムタッチを施していく「エヴァセラピー」。 潜在意識のブロック解放やインナーチャイルドの癒し、カルマの浄化作用があり、内なる女神軸が立つ。

 

負の感情が解放され魂の感覚が甦る


このような女神の秘儀を行なっていくと、皆さん、押し殺していた自分の感情や封印していたものが

垢みたいに出てきます。羞恥心や罪悪感、無価値感、悲しみ、いら立ち、怒り、後悔、せつなさ、こうしてほしかったという思い、アイツむかつく、なんていうものまで。過去世から今世まで、それほどネガティブなものをたくさん抱え込んでしまっているんですね。


 女性は男性よりも、歓びやオーガズムのエネルギーを受け取れる器が大きいのですが、同時に、堪える、がまんするというエネルギーも同等に持っています。だから出産の痛みにも耐えられるわけですが、秘儀で自己内観していくと、そういう傷が出てきて、なかには、見たくないって途中で止める人もいるほどです。


 ある意味、覚悟がいることですが、つらかったら、中指をジョイパールに当てるだけでもいいんです。負の感情というものは体内にどんどん溜まってしまいます。放っておくだけでは浄化はできず、心身の病気の種にもなってしまうので、吐き出す、手放すことが大事です。でないと、宇宙ともつながりません。


 単に性欲処理のマスターベーションだったら、そうした負の感情は出てきませんが、「氣光天瞑想」でつながった状態だから、意識の深い部分から浮かび上がってくるのです。浮上してきたら、ただただ受け入れていきます。「あ〜、そうだったんだ」と。そして、放していくんです。頭痛がする人もいるし、嗚咽する人もいます。それらもすべて、解放・浄化のプロセスです。


 そうして自分自身がクリアになっていくと、鈍化した肉体的な感覚、魂の感覚が甦ってきます。悲し

みや苦しみによって蓋をして、感じなくしようとしていたのが、外れていくんですね。セックスでも感じない、という不感症のお悩みも解消していきます。



レムリアでは湖畔で女神の秘儀が行なわれていた

女神の秘儀やチャネリングセックスで覚醒した状態になると、過去世の情報もいろいろ出てきます。私はよくレムリアの映像も見るのですが、あるとき、緑あふれる美しい湖の畔に、女性たちが集まっている風景が見えたんです。そこは、祈りの周波数にも満ちていました。

 みんな裸で、天真爛漫に水浴びをしているんだなって思ったとき。「一人ひとりがマスターベーションをしていた」というメッセージが降りてきたんです。その行為が宇宙とつながることを知っていて、儀式として行なっていたと。お姉さんが妹に教えているような場面もあって、もう本当に美しい光景でした。レムリアは中性的な存在形態の時代もあったので、異性とのまぐあいがなく、一人で行なっていたのかもしれません。

 現代でも、小さい子どもは、意外とマスターベーションしていることが多いんですよ。皆さんも忘れているだけかもしれません。エヴァセラピー協会の生徒さんにも、そんなお子さんを持つお母さんがいて、「それをやるとどうなるの?」って聞いたら、「宇宙につな

がるんだよ」とその子が言ったというんです。わかっているのですね。

 つながりを忘れてしまった大人が、ここ触っちゃダメ、とか、そんなこと人前で、とか、タブー扱いしてしまっている、まずはその

罪悪感や羞恥心を外していくことが大事だと思います。(天音さん)

 

天・地・自分とつながり、
高次の答えを得られる「女神の秘儀」

頭頂から天のエネルギーを入れながら、第1チャクラに直結した自分自身の内なる核「ジョイパール」にタッチする女神の秘儀。子宮にたまった性エネルギーが下から松果体をノックし、天地人がつながったトーラスエネルギーにつつまれながら覚醒していく究極の自己愛&内観法。インナーチャイルドの癒しや潜在意識のブロック解放、カルマの浄化ができるうえ、問いかけた答えも高次から得られ、願いを叶える力も強化される。

 

秘儀時のチャネリングで天から答えをもらえるように


女神の秘儀によって自分がどんどん開かれていくと覚醒が進み、そのうちチャネリングも始まります。

天、高次元からいろんなビジョン、メッセージをいただけたり、聞きたいことの答えを得ることができるんです。

 そのためには、秘儀を始める前にテーマを決め、「なぜ〇〇なのですか? 」とか、「自分はこうなりたいんだけれど」みたいに問いかけをしておきます。すると、オーガズムを迎えたあとに答えがバーッと降りて来るんです。オーガズムの前に答えを得られることもあり、その瞬間、自分の指がジョイパールからポロンと外れ、「今日はここまででいいんだ」って思うことも。いまでは私は、何かわからないことや迷うことがあったら、秘儀によって天に聞く、という方法で答えを求めます。これがいちばん。


 それまで私は、まったくそんな能力がなかったのに、自然にできるようになりました。本来、誰もが備えている能力なんですね。女性は全員巫女ですから。ただ封印しているだけです。

 氣光天瞑想で上からのエネルギーを入れ、第1チャクラと直結するジョイパールへのタッチで下からもエネルギーを入れる。すると、トーラスエネルギーが生まれます。なので私は秘儀のことを「天地とつながり、自分とつながるマスターベーション」って名づけたんですよ。これってすごいことです。自分の軸も定まってきます。

 そうして一定を超えると、仙骨とジョイパールがピタッとくっつくような感覚になり、クンダリーニも覚醒していくんです。



意識のベクトルが内に向き願望成就にも効果がある


以前、自己啓発本で人気の大木ゆきのさんの後押しで、私が「人生が変わるステージ」というものを主催していたとき、よく「どうしたら陽子さんみたいになれるんですか? 」と聞かれることがあり、「自分を満たしてあげて」と答えていたんですね。自分を満たすというのは、「いま会いたい人に会いに行く」「いま食べたいものを食べる」みたいなことです。


 でも、女神の秘儀を知った瞬間、これまで自分は意識を全部外側に向けていたんだな、と気づいたんです。見たら終わり、食べたら終わり、しゃべったら終わり。私、全然外向きだったって。

 秘儀は、自宅で、自分の体で、自分の指1本ででき、全部ベクトルが自分に向かいます。お金もいらず、自分に時間と愛情さえかければ、全部自分で答えが出せる。


 インナーチャイルドも癒せ、覚醒もし、スピリチュアルが全部自分でできる。こんなシンプルな方法で、私たちは女神になれるんですよ。秘儀は、21日間を1セットとして何度も実践していくことで、深い深い自己内観につながり、チャネル受信機もどんどん開き、拡大していきます。また、願望成就にもとても効果があります。


 私の例をお伝えしますと、いまのサロンを持つ前、秘儀で高次にお願いしたんです。そうしたら「お前にピッタリの場所を用意した」と言われて。そして、「白金台、高輪… 」と響いたのですが、当時は長崎在住で、東京の地名など知りません。ビジョンも見えました。重厚な凹凸のある壁、螺旋階段……。


 コロナ下で、収入もまだ不安定な一介の主婦。なのに、なんとその通りの物件が見つかり、審査も難なく通ったのです。白金高輪駅直結のタワーマンションで、驚きと感動でいっぱいでした。協会では、秘儀はできるだけ毎日行なうことを推奨しています。

 やり過ぎる、ということもありません。ただ、怒りの感情が出ると、大事な部分を強く擦り過ぎてしまうこともあるので、最初はアダムタッチと同じようにやさしく行なうのがポイントです。



セックスで集合意識も浄化宇宙人も見学に


そのようにして女神として覚醒し、回路が開かれていくと、セックスが肉欲レベルを遥かに超越し、さ

まざまなマスターや宇宙とつながった「チャネリングセックス」になっていきます。後半は、そんな高次元のチャネリングセックスについてお話ししましょう。


 アダム先生とセックスをすると、高次元の存在がしょっちゅう現れます。いつも祝福とともに見守っていてくれるのは、マグダラのマリアとイエスです。私たちは4人でよく団らんをします。日本の神さまでは、イザナギ、イザナミ、コノハナサクヤヒメ、サルタヒコ、スサノオなど。エジプトならイシス

やハトホル。宇宙人も、好奇心で見学している存在のほか、私の体を改造していく存在もいます。そういう高次存在たちが、メッセージをくれたり、ビジョンや言葉が出てきたりするんです。


 また、集合意識が乗り移ってそれを浄化していく、というセックスのときもあります。もうそれはご神事レベルです。たとえば、突然、痛い痛いと言い出したら、痛みの集合意識が出ているとき。処女喪失や膣の摩擦の痛みだったりします。また、政略結婚で望まない人とセックスしなければならなかった時代も長く続いてきたので、恐怖に震えながら「もっとやさしく抱いてください」なんて懇願することも。もうわけがわからない(笑)。


 昔の花魁や神殿娼婦ど、性を扱ってきた女性たちの思いが乗っかることもあり、「楽しかった! 」というのと、「男ども許せね〜! 」という2パターンが出てきます。あるときは、王とまぐあうエジプ

トの女王が出てきたこともありました。渡り廊下から都が全部見下ろせる宮殿。長方形のお風呂があって、私(あるいは私に移ってきた意識)は禊をされていく。終わると体を拭かれ、奥の院に連れて行かれる。そこにはドレープの天蓋があって、松明が焚かれ、周りに筆記をする執事のような人がいて。そして天蓋ベッドの中で、私は高次とつながってチャネリングを始めるんです

 
女神セッションで“ 神の顔”を見た

「私は開かれる!」という予感とともに始まった第3回目の女神セッションは、祈りの中で禊をしているような感覚で、着衣のままチャクラを動かすエネルギーワークが中心でした。外の音は何もないのに、時計のような「カンカンカン」という音が聞こえて、時が巻き戻っていくような不思議な感覚。突然、「どうして先に行っちゃったの?」という思いが出てきて、アダム先生も見えて、わぁ〜って泣くんです。


 いろんな感情や官能の中で時空が錯誤しながらワークを

続けていくと、私の口から言葉がポンポンポンと出始めまし

た。最後に「イシスの光」。イシスの名前も存在も知らなかっ

たのですが、「時は来たり、急げ」と告げられて。次に出てきたのが、火あぶりの場面です。私が大衆の前で丸焦げになって見せしめにされている。その先にアダム先生がいる。とてもかっこよく、エジプトの衣装を着て、悲しげに私を見つめている。当時私はスピリチュアル能力があったがゆえに殺された。この人とはもう会えないかもしれないという悲しみを地上に残したまま、私の魂は七色の光となって天に還っていく。


 次に見たのが現世です。私は自分のエネルギーをグーッと小さくして、いまの父と母の元に入っていく。そして、エネルギーを小さくしながら生きてきて、主人と出会い、子どもは光の天使で「お母さんを助けるためにやってきた」と。「いまの自分の道を進んでほしい」といわれ、また号泣。最後は、光や虹のプリズムなどにつつまれ、アダム先生とチークダンスを踊っているような姿が見えて、「二人で愛の調べを奏でよ」と何度も高次の声が響きました。その後、私たちは結合したのですが、ひとつになるってこういうことなんだと、とてつもない感動とともに覚醒しました。いままでのセックスでは、肉体は結合しているのに、意識や魂は分離していたんですね。


 その後、「コードがつながった」って降りてきたので、一瞬、アダム先生とのコードかと思ったんですが、違う、「私と神がコードでつながったんだ」ってわかったんです。すると、目の前のアダム先生の顔が厳かになり、「これが神の顔なんだ」って思いました。( 天音さん)

 

宇宙人とのセックスは一瞬で終わる


そんなふうにいろいろなバージョンがあるのですが、そうしたチャネル状態になるのは、大抵は騎乗位のときです。伏しているときより、上体を起こしているときのほうが上とつながりやすくなるのでしょう。アダム先生が下からエネルギーをグーッと上げてくださり、私が天から降ろしていく、という構図です。


 古代語や宇宙語が出てくることもあります。レムリア語、アトランティス語、アルクトゥルス語などなど。なぜか、その言葉が何語がもわかるんです。宇宙人ともセックスしました。エネルギーセックス。アシュタールとサナトクマラ、プレアデスの男性とも。みんなカッコよかったですよ。彼らとのセックスは、「あ、気持ちいい! 」とはなるのですが、一瞬で終わるんです(P 40 )。


 宇宙船の中で行なうわけではないけれど、宇宙船に乗せてもらったこともあります。本当にいろんな宇宙人がいて。疲れたって言ったら、くるくるくるって上に連れていってくれて、黄金の光でつつんでくれたり、そのときに必要なさまざまなエネルギーワークをしてくれます。


 主要なライトワーカーの人たちには、寝ている間に宇宙人たちがそういうことをしてくれているそうですよ。それを私は、わかりやすく見せてもらっているだけです。



高次とつながりチャネル状態になりやすい騎乗位

男神が下から支えてプラグ( 鍵)を差し入れると、女神の覚醒回路を通じて高次元から宇宙エネルギーが流れる。そのとき女性はチャネリング状態となり、ビジョンを見たり、メッセージ、宇宙語などが出てくることも。神々やマスター、宇宙人も見学、祝福にやって来る。



可愛く見られたい、好かれたい、は不要


こんなふうに、女性が女神になって男性とまぐあえば、陰陽和合で涙が出るような至福へと至り、男性も歓び、地球も喜びます。素晴らしいと思いませんか。

 滝に打たれての難行苦行などではなく、毎日が歓び。周波数をいつも歓びに合わせていく。オーガズムの瞬間は、自己否定やネガティブな想念がいっさいなく、ただただ至福。そこが神とつながっている領域だから、そこに自分を持っていく。


 そのとき大事なのが、神意識です。それがないとただの気持ちいいで終わってしまい、少しズレるとエゴが働いてしまう。自分の中に神、女神を起こしていく、高次元や宇宙とつながっていく、という意識で行なうかどうかで、まったく違ってきます。女性は、テクニックよりも、自分の体と霊性を開発し、ただ感じているだけでいいって私はよくお伝えしているんですね。


 男性は、男性器とアイデンティティが直結していて、勃たなくなるとショックで自信をなくしていまいますよね。どんなに成功したお金持ちでも。だから、バイアグラを飲んでも勃たせてようとするんです。エネルギーレベルでは女性より男性のほうが断然小さいうえに、AVやポルノの射精絶対主義によって物質を放出させられる。これでは、男性はカラカラになってしまいます。


一方、女性は気持ち良くないまま、歓びも感じずに、女性の大きなエネルギーが使われないままにセックスが終わってしまう。これが、私たちが刷り込まれてきたジャンクセックスの構図です。だから、セックスレスになるのは当たり前なんです。


 そんなセックスは、もうおしまい。これからの女神時代には、もう女性が主導権を握って、男性が受け身になり、私たちが開花していく。そのためには、自分の軸が立っていないとできません。

 「好かれたい」とか「可愛く見られたい」とか、そんな思いで男をつかんでいたら、結局は男性優位のセックスになってしまい、自分の軸が定まらなくなります。まずはその軸を立てましょう。そのための秘儀なんです。


 アダム先生の本には、女性は「底なし」「貪欲」とありますが、それは、宇宙には限界がないことを女性は知っているからです。実際、秘儀で性感脳が開かれた女性は、相手のテクニックが多少おぼつかなくても、肉体的にも霊的にも官能することができる。義務や演技ではなく、魂レベルで官能する姿を

見ると、男性は承認欲求が満たされていくんです。


 比較や競争の社会で揉まれた男たちが50代60代になって、トップに立ってがんばっているという、まだまだ男性性優位の社会ですよね。それを「がんばったね」「すごかったね」って褒めるつもりで、女性たちのものすごく感じる体で見せてあげると、「俺のテクってすごいな」「俺が官能させている」って思う。たとえカン違いであっても、それでいいと思うんです。それが男性の歓びであり、成功につながり、その成功が社会貢献につながっていく。それが、女性の目線から見た、女性が先に女神になって男性を男神にする女神セックスです。




自己解放&自己表現ができると霊性も開いていく


アダム先生は、性感脳が開かれている感じやすい女性のほうが、覚醒も早いと言われます。自分を開いて表現する、セックスで自分を魅せていく、というのは霊性開発の意味でも大事なことです。

 現代の日本女性は、自分を表現できない方がすごく多いんですね。声を出せない、感じる姿を見せるのが恥ずかしい、腰を振れない、などなど。表現は第5チャクラ。そこが開いて、直観や霊性の第6 、第7チャクラにいきます。これは人間のたどる成長の過程なので、セックスにおいても同じです。


 愛し愛される歓びを知り、羞恥心もなく自分を解放して表現できて、好きに貪っていけるという次元に入ると、霊性が開かれていきます。松果体が覚醒するスピードも、うんと速くなるんです。


 羞恥心や、可愛く見られたいという思いがあったら、その領域にはいきません。大抵の女性は肉体的なコンプレックスを持っているものですが、それさえもすべてさらけ出す。それが解放ということですし、男性との信頼関係でもあります。だから、セックスは信頼関係とリラックスだって、私はいつも思うんです。

 多くの女性が女神に、男性が男神になって高次元セックスを行なえば、地球に愛と光があふれていきます。そんな世界になることを願ってやみません。

 
アトランティス崩壊時の無念さが、新生地球の光の王国作りの動機に

あるときの女神の秘儀で、私はアダム先生との今生につながる過去世をはっきり思い出しました。そのときは、「なぜ私がこの性の世界に来たのか」「なぜスピリチュアル能力があったのに封印してきたのか」という、

核心に触れるお題を掲げ、その答えを天から得るために秘儀に入りまし

た。すると、最初から彼とのアトランティス時代がどんどん甦ってきたん

です。

 当時私たちは、アトランティスのある国の王と王妃でした。彼は年上

のお兄ちゃんで、私はいつもお兄ちゃんを追っかけて芝生で寝転んだり…。彼は成長して王に、私は王妃になり、二人で素晴らしい王国を

築いていきました。が、時代の趨勢で大陸が沈むのは時間の問題。

そのことを、私のチャネリングによって知りましたが、私たちは周り

には知らせることができなかった。ものすごい葛藤がありました。

王国が沈んでいくビジョンを何度も見て、王の無念さ、王妃の嘆き……。それが魂に残っていて、またあの王国を作り上げようねと、地球がアセンションするタイミングで現世に出てきて。それが、私がエヴァセラピー協会の理事という立場で、アダム先生と二人三脚でやっていくことになった魂の経緯です。(天音さん)

 

アダムとエヴァがお答え

Q 女性がリードする女神&男神の高次元セックスをしたいのですが、パートナーにそんな高い意識はありません。現場では、具体的にどうアプローチすればよいですか?



A

エヴァ(天音さん)

急がなくていいと思います。まずは二人で愛のエネルギーを循環させましょう。目の前の男性の中に神性を見て、本当にその男性と信頼関係を築くことが大事です。


アダム

テクニックのうえでも、世の男性は上手な人が少ないですが、女性も褒められたものではありません(笑)。男性は特に肉体的な感覚が強いので、まずはフィジカルな、物質世界から一つひとつ上がっていかないと、わかならないんですよね。


エヴァ

協会では、女性から演出するスローセックスのテクニックもお教えしています。パートナーさんにやってさしあげると、効果てきめんです。


アダム

アダムタッチが基本ではありますが、それだけではないんです。男性は女性ほど敏感ではないんでね(笑)。触られるから感じるっていうわけでもなく。だから男性は、女性の官能美に接する必要があるんです。セックスは総合芸術ですから、美しくセクシーな世界を表現しながら、男性に愛撫していく。

ここの要素が大事です。


エヴァ

そうですね。その前に、女性は羞恥心などのメンタルブロックを外す必要もあります。もっと受け取っていいし、もっと甘えていい。そういうことをご自身に許可する。エヴァメイクラブ講習では、ブロック外しから取り組むので、甘えられなかった人が甘えられるようになったり、そういうことがいっぱい起きてきます。

そのうえで、フィジカルな技術をお伝えしていくんです。女性からの「波動キス」も教えます。「ちょっと待ってね」って言って、自分からやってあげるんです。


アダム

そういう演出やアプローチが苦手な方のために、マッサージの仕方も教えています。


エヴァ

セックスレスの方の中には、女性がしたいのに男性が拒む、というケースもあるんですよ。その場合は、指圧やマッサージから入るとスムーズです。あとは男性器の愛撫の仕方も、模型を使いながら学んでいきます。こうしたらいいとか、ああしたらいいとか。愛のエネルギーで慈しんでいくんです。


 

この記事は月刊アネモネ2022年8月号に

掲載されています。

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