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【フル記事】黄金比+白銀比!王の間の“石棺”の秘密――――(2023年10月号)

ギザの大ピラミッドに「黄金比」が多用されていることは知られていますが、じつは大和比ともいわれる「白銀比」も駆使されています。ピラミッド内部の王の間にある「石棺」は、他の世界へ旅するイニエーションを可能にする装置といわれますが、そこにも高度な宇宙工学の仕掛けがなされているのです。それら神秘のメカニズムについて、オリオン形而上学研究所の金原博昭さんにわかりやすく解説いただきました。


お話◎金原博昭さん 取材・文◎多賀洋輔( 編集部) 構成◎編集部 イラスト◎藤井由美子

 

オリオン形而上学研究所代表 金原博昭さん Hiroaki Kimpara

Profile

きんぱらひろあき◎米国に本社のある多国籍複合企業TRWに35年間在籍したのち、「オリオン形而上学研究所」を主宰。神聖幾何学を含む超古代科学の研究や、形而上学分野の書籍の翻訳や最新情報の発信などの活動に専心。訳書『時を超える預言』三部作(きれい・ねっと)、『エジプトの謎:第一のトンネル』(ヒカルランド)ほか多数。最新訳書『羊皮紙に書かれた秘伝:チベットの5つの霊的進化の手法』(ヒカルランド)近日発売予定。

https://www.orion-metaphysics.com/

 

アトランティス時代には天界のピラミッドを完全再現


米国人チャネラーのひとりであるボブ・フィックス氏によると、ギザにある大ピラミッドのルーツは、天界に存在する巨大ピラミッドであるとされています。

 サナトクマラや最高評議会のマスターたちが使ったこの天界のピラミッドを唯一、完全再現できたのが、アトランティスでした。底面部の上に4つの側面、下に4つの側面を持つ八面体構造をし、全体が物質化したアラバスター(雪花石膏)で造られ、その上には、ゴールドに輝く白い球体が浮かんでいたそうです。

アトランティスの指導者トート・ヘルメスは、その球体の最上部を自分の住処とし、執政しました。それを模して造られたのが、ギザの大ピラミッドというわけです。大ピラミッドは、アトランティス版と比較すると構造物としてのクオリティは圧倒的に劣るとありますが、侮ることはできません。緻密さやダイナミックさ、また現代のテクノロジーをもっても太刀打ちできないエピソードがいくつもあることは、皆さんご存じでしょう。


その大ピラミッドの構造物としてのすごさを、私は「黄金比」に見出します。黄金比といえば、聖なる幾何学の比率として有名ですよね。永遠に割りきれない1・618…という数は、始まりも終わりもない宇宙の概念そのものを表すともいわれますが、それは大ピラミッドの至るところに偏在するのです。


 また、大ピラミッドは地球上の特別な場所にあり、位置関係でも黄金比が認められます(上の囲み)。ピラミッドを造った存在はメートル法を知っていた、つまり地球のサイズを知っていたことになります。地球の枠組みを超えた宇宙規模の建設プロジェクトであったことは間違いないでしょう。



 

ここが基本の黄金比!

下記の基本データをもとに、大ピラミッド側面の底辺の1/2(115.182m)と側面の高さ(186.407m)を計算。その比率で表すと「1:1.618…」になり、これは黄金比になります。

大ピラミッドの基本データ

●土台の平均値:230.364m

 北面の土台:230.253m

 南面の土台:230.454m

 東面の土台:230.391m

 西面の土台:230.357m

●高さ:146.563m

※上張りブロックの傾斜角を51°51’とした場合で算出


「王の間」も黄金比に基づいて設計! 黄金比を二乗すると2.618( 黄金二乗比)となり、×2、×3、×4、×5にした長さが、それぞれA、B、C、Dとなります。「Φ」(ファイ)は黄金比(1.618…)を表す記号として用いられます。


王の間の基本データ ●長さ:約10.5m ●幅:約5.2m ●高さ:約5.8m



こんなにある!

宇宙の概念を表すピラミッドの主な「黄金比」

建造物編

  • 4つの側面の面積の和を底面の面積で割ると、黄金比になる。

  • 底面の辺2つの長さの和を、いちばん下の部屋であるピットの床面か

  • らの高さで割ると、黄金比の二乗になる。

  • 側面の二等分線の長さを底面の辺の長さの半分で割ると黄金比に

  • なる。

  • 高さを底面の辺の長さの半分で割ると、黄金比の平方根になる。


位置編

  • ギザからナスカまでの距離に黄金比を掛けると、アンコールワットから ナスカまでの距離と同じになる。

  • イースター島からギザまでの距離は、m メートル値で黄金比の1万倍に相当。

  • ギザと、モアイ像のあるイースター島は、赤道と同じ長さ4万km の円 周上にあり、赤道から30°傾いている。この円周を赤道とみなして北 極点の位置を新たに定め、ギザとナスカを結ぶと、その線分の長さと 円周の長さの比は黄金比に一致する。


 

八面体には時間を変化させる働きがある

大ピラミッドのすごさは、機能面でも同じです。形而上学の第一人者、米国のゴードン・マイケル・ス

キャリオン氏は大ピラミッドを、「イニシエーションおよびタイムトラベルを可能にする多目的装置」と紹介しますが、それに関係するのが、4つの「黄金菱形」です。

 ピラミッド八面体とは、黄金比に基づく菱形4枚が短い対角線で山折りになり、鋭角の頂点4つずつが合わさった立体図形のことです。この黄金菱形は、平面図形だと何も起きませんが、4枚が組み合わさって立体図形になることで初めてパワーを発すると、スキャリオン氏は話します。

 黄金菱形4枚が組み合わさった大ピラミッドの形状はレンズの役割をし、天上世界から光に先行して降り注ぐ微粒子を集めます。それは光学的なレンズではなく、高次意識とのコミュニケーションに必要な光線を集束させるためのものです。

一方、八面体構造そのものには、時間を変化させる働きがあるといわれます。電磁気現象に関するトップクラスの専門家として活躍したプレストン・ニコルズ氏は、空間を変換し、時間の流れを遅らせる機能を持つデルタ・T・アンテナを開発し、そう主張しました。

 大ピラミッドの頂点で集められた高次の微粒子は、内部にある石組みでできた重量軽減の間を貫通して、王の間にある石棺へと降り注ぎます。この石棺こそが、タイムトラベルに必要な周波数に同調する共鳴装置であり、この石棺がある王の間も黄金比に基づいて設計されています。

 意識を飛ばし、神や天使たちとコミュニケーションするためには、宇宙の概念を表す黄金比の力が、どこまでも必要だったことがわかります。


 

解説! タイムトラベルを可能にするメカニズム


レンズで高次の微粒子を集める

高次から降る微粒子を菱形の巨大レンズで集める。微粒子はエネルギーなので、地下のほうでも集められる。


頂点から下に向かって光を放出

八面体形状に基づいて微粒子を頂点へと集積し、下側に放出。タイムトラベルには水晶の力が必要ともいわれる(水晶の位置については諸説あり)。


❸光のシャワーが石組みを通過

光のシャワーは石組みを通過し、王の間へ。石組みは重量軽減のためのものではなく、イニシエーションに必要な同調回路のひとつだといわれる。


❹石棺に注入、高次の世界へ!

石棺は、高次の意識世界への移行を可能にする装置であり、光のシャワー

が注入されることで発動。移行できるのは、ミクロレベルから肉体的、霊的に進化した者に限られる。






マクロ世界は黄金比ミクロ世界は白銀比


究極の黄金比を体現した形ともいえる大ピラミッド。ならば、そこには究極の「白銀比」に相当する何かが必要です。というのも、たがいに独立した比率であると考えられてきた黄金比と白銀比には、切っても切れない関係性があるからです

 黄金比は、世界の建造物や著名な絵画はもちろん、ひまわりの種やオウム貝の貝殻などの生物、はては銀河の渦にいたるまでマクロの世界で多く見られます。対して、1・4142…という、これまた永遠に割り切れない無理数である白銀比は、ミクロの世界で多く見られる特性があります。


 たとえばDNAをはじめ、私たち人間の体内には多くの白銀比が偏在します。黄金比が宇宙の概念そのものを表すならば、白銀比は生命の根源を司る比率なのです。

 アトランティスの歴史上、最も豊かだった時代に花開いたのは遺伝子工学であり、驚異的でありながら秘密にされたのが、肉体を持つ人間という生命体に関する実験でした。またアトランティス文明が大きく進展し、水晶を用いてDNAに変化を与えるテクノロジーが進化しました。

 DNAの分子構造は正四面体に基づいており、正四面体角と呼ばれている109。28は、白銀菱形の鈍角に相当します。トートは優れた肉体をもつ人間を、水晶体(クリスタル・ボディ)を用いて創造しましたが、それはミクロの面で白銀比に立脚しているのです。

 ミクロの世界を極めると、過去・現在・未来がすべて同じになるそうです。そこは時間が存在しない、死生の概念すら超えた、まさに究極の世界、存在です。こうしたアトランティス文明の影響は古代エジプトも、受けているのです。


※金原博昭さんは、菱形十二面体の黄金化および菱形三十面体・菱形九十面体の白銀化というプロセスに基づき、黄金比と白銀比の間には3次元において密接かつ相互補完的な関係があることを発見しました。『形の科学界』発行の英文科学専門誌『FORMA』に論文を掲載し、それは誰でも閲覧できます。

 

隠された暗号!

生命の根源を司る主な「白銀比」


● DNA の二重螺旋構造の中に、正四面体の分子構造が含まれている。炭素原子を中心にほかの原子および原子団との結合角は109°28’であり、これは白銀菱形の鈍角と同じになる。

● 大脳皮質の構造は蜂の巣と同じで、多面体構造をなしている。蜂の巣の形は菱形十二面体であり、この立体は白銀菱形12枚から構成されている。

● 小腸の断面をミクロの単位でのぞくと、絨毛と呼ばれる突起が並んでいるのが見える。この絨毛を電子顕微鏡でのぞくと、六角柱の突起が蜂の巣状に並び、大脳皮質同様、菱形十二面体を構成する。

● 血液中のヘモグロビンのヘムは、酸化状態になると鉄のまわりが正八面体構造になり、還元されると平面構造になる特性が明らかにされている。正八面体は白銀比に基づく。

 

日本人が王としてピラミッドを再機能させる


いまからおよそ1万2000年前、2つ目の太陽である「ブルー・スター」が空に現れました。地球が

ブルー・スターの影響下に入ることで、人間は数多くの物質的変化を経験したことを、私は前回、アネモネ5月号の記事でお伝えしました。

 それによって登場する「第五根幹人種」は、高次の存在とコミュニケーションが取れるようになる、平均寿命が約200歳に伸びる、あらゆる病を克服できる、とされています。

 また、いまから1万2000年前は、地球上で大いなる科学・テクノロジーの進展や霊性上の進化が達成された時代でした。


 当時この実現に寄与したのが二人の超人でした。一人はダルの国の神官ラータであり、もう一人はアトランティスの神の化身、トート・ヘルメスでした。大ピラミッドが建てられた時期と、当時の根幹人種であったアトランティス人と、初期の古代エジプト人のいた時期が、同じ約1万2000年前である点も見逃せません。

 スフィンクス前の地下の記録の間に封印された「エメラルド・タブレット」を解読すると、1万2000年が経ったいま、再びブルー・スターが現れ、新たな根幹人種が出現するとあります。それは私たち現代人が、根幹人種に生まれ代わる可能性を意味します。同時に、構造物として大ピラミッドが再機能することも。


 まるで呼応するかのように、最近は、大ピラミッドに関するニュースが続々と発表されます。先頃、公開された未知の空間についての情報もそのひとつでしょう。

 2017年にはもうひとつ、長さ30m以上の巨大な空間が発見されており、より詳細な解析が期待されています。もしかしたら、かつて大ピラミッド内部に存在し、タイムトラベルに必要とされた大きな「水晶」がそこに存在するのかもしれません。


 一連の研究では、宇宙から降り注ぐミューオンが解析に使われました。宇宙からの微粒子は大ピラミッドに常に降り注いでおり、高次の世界から降り注ぐ微粒子も同じです。あとはタイムトラベルを可能にする水晶の発見と、大ピラミッドの機能を充分に発揮させてくれる王の帰還を待つばかりです。

 王の資質を秘めるのはもしかすると、日本人かもしれません。白銀比を日本では「大和比」と呼び、また日本人は「神の比率」と大切にしてきた歴史がありますから。天界の力を唯一、継承するギザの大ピラミッドは、静かに目覚めの時を待っています。


 

この記事は月刊アネモネ2023年10月号に

掲載されています。

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