かつて富士山麓で栄え、古事記・日本書紀から消された謎の王朝、「富士王朝」のことが唯一記録されている古文献「宮下文書」。代々その管理にあたっている宮下家の末裔が大学時代の友人であったことを機に、その道の研究に入った山口隆之さんは、いまから約600年前、神々が住む理想世界「高天原」が富士に復活したことを知ります。
それは、天孫降臨の際、国譲りをした出雲王朝のオオクニヌシが仕掛けた再生・統合のアセンションストーリーだったのです。時空を超えた壮大なクロニクルを、お話しいただきました。
目次
縄文の記憶を甦らせるのに必要な宮下文書
出雲のルーツは富士山縄文の最西端の出張所
オオクニヌシが和魂と荒魂に分かれて別々の神になった
「和を以て貴しとなす」は供養の意味もあった
北口本宮冨士浅間神社で600年ぶりに縄文が復活
縄文の大和魂はグレート・ニコニコ・スピリッツ