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執筆者の写真anemone

【フル記事】ピラミッドは、400年後のスターウォーズに備えた宇宙戦士の武庫!?――――(2023年10月号)

いままで、ピラミッドがいかにすごいもので地球や人類にどれだけ働きかけているのか、史上初めて明かされる情報を多面多層から見てきました。特集の最後にお伝えするのは、そんな貴重な新報を一刀両断する情報。教えてくださったのは、“存在以前の宇宙”から、私たちのいる“存在の宇宙”へ来られたマスター・ゲート。

インタビューの冒頭から「ピラミッド自体に意味はなく、単なる目印に過ぎない」という爆弾発言に失神しそうになりながら、真実を引き出させていただくべく最後まで必死に食らいついた渾身の談話会、その前半をお届けします。さあ、あなたはどこまで受け入れることができるでしょうか


取材・構成◎編集部 文◎柄本みのお イラスト◎藤井由美子

 

真の覚醒者 マスター・ゲート Master Gate

Profile

1960年、韓国ソウル生まれ。幼い頃からさまざまな霊的体験をし、多くの禅師や道人との出会いを経て、27歳で自分自身からの自由を自らの内に体得。2000年代に入って多くの人の悩みを解決する活動を展開し、韓国の瞑想界に新風を巻き起こす。日本において悟りへの道を広く伝えるため、2013年に『101キャンドルライト』設立。すべては自分の心次第とする「一切唯心造」の正覚と、「私への愛」が教えの骨格。著書『悟りの錬金術』(ナチュラルスピリット)ほか。

https://101candle.jp/

 

ピラミッドは宇宙存在が目印として造った


編集長 中田(以下、中田) ピラミッドは地球以外に火星にもあるそうですが、ほかの星にもあるのでしょうか。その場合、ピラミッドは宇宙的に見て、どんな働きがありますか。


マスター・ゲート(以下敬称略) ピラミッドは、多くの星に存在します。それはたとえるなら、学校の「校章」のようなものです。大学ごとにマークがありますよね? ピラミッドを造った人たちは、自分たちの「印」として残していたのです。


中田 え、待ってください、ただ単に目印というだけ!?


ゲート 失望させてしまうかもしれませんが、ピラミッド自体に大きな意味はありません。人は常に、象徴的なものに物語を作り出しています。建築的な観点からそれを見る人もいるし、芸術的な立場から見る人もいる。そのように、それぞれが物語を作っているのです。


中田 どの星のピラミッドも目印というだけなのでしょうか?


ゲート はい。ピラミッドをそのように決めた宇宙人がいます。地球はその人たちの管轄内にあったので、彼らは印を残していったんです。


中田 それはエジプトのギザのピラ

ミッドのことでしょうか?


ゲート ピラミッドは、エジプト以外にもまだ発見されていないものがあります。東南アジアだけでもたくさんあって、まだ知られていないピラミッドが無数にあります。地底世界に入ったところにもあります。


中田 知られているピラミッドのほうが少ないのでしょうか?


ゲート そうです。密林がたくさんある南米にも隠されています。人の目には見えませんが、エネルギー場の中にはたくさんのピラミッドがあるんです。それを造った種族たちは、ピラミッドを表示板として残しておいたのです。当然、そこに隠されている何かがあります。それが大事なのであって、ピラミッド自体が大事なのではありません。


中田 そこには何が隠されているのでしょうか?


ゲート 未来に起こることに対処するために造られたものですが、かなりの数のピラミッドには武器が隠されています。それは地球上の武器ではありません。


中田 宇宙人たちが宇宙戦争に使うための武器を隠したのですか?


ゲート その通りです。宇宙戦争に備えて前もって造っておいたのです。私たちが生きている時代とは関係のない未来の話ですが、何百年かあとに、それはやってきます。


中田 アセンションの前に宇宙的な戦争が起こるということですか?


ゲート はい。これから激しい変化が起こる時代がやってきます。


中田 いまでも充分激しい変化が起こっているように感じますが、地球は持つのでしょうか?


ゲート 持ち堪えるか、また滅亡の道を辿るのか、誰にもわかりません。それは定まったことではなく、人類によって決定されることです。



マスター・ゲートが解説

地球の真の姿と内部構造

地球は自転の影響で丸く見えるが、実際はドーナツのような形をしている。また、地上から核までの距離は3400kmといわれるが、実際は20km ほどと短い。しかし、地層の表面から15~16km に位置する重力場の影響を受けるため貫通できず、横へ掘り進むこととなる。そのことから、3400kmという長大な数値が導き出されるのが真相。「北極から南極までの距離は約2万kmだが、それは地球を半周した長さ。重力の影響を受けなければ、北極から南極まで20kmほどで到達します」と、マスター・ゲート。

 

地球はドーナツ状で地底世界にも空がある

中田 地底に隠れているピラミッド

が発見されるときは来ますか?


ゲート 隠れているピラミッドに人は入ることができません。なぜなら、当時の宇宙人の技術は光や波動、粒子といったものに混乱を与えて、空間を歪曲させることができたからです。ほかの重力場の世界では、光は屈折していきます。私たちは光の反射で物を見ているのですが、光が反射せず屈折してしまうので、その中を見ることができないんです。

 地球儀を見ると地球は丸いですが、それは地球が回転しているから丸く見えているのです。たとえば、風車のようなものでも回れば円に見えますよね? 地球はじつは球形ではなく、ドーナツ状をしています。

 

私たちは地底世界を大地の下にあると思いますが、地底世界から見たら決して大地の下ではありません。そこにも空があって、宇宙と直接つながることができる空間があります。また、地質学者は、地球の中心の外核に行くまで約3400kmを通過しないといけないといいます。けれど、実際には地層はとても薄くて15〜16kmくらいしかありません。そこからは別の重力場があって、光は屈折して横に曲がるのです。

 それは宇宙も同じ。ある星へ行くためには100万光年かかるといっても、実際には宇宙はそのように大きくはありません。ただ光が前に進むことができず、グルグル回っているにすぎないのです。



マスター・ゲートが解説

300万年前から始まった 壮大な活動

自身が元いた“非存在の世界”に至る悟りの境地へと人々を導くため、ゲート氏は、「101キャンドルライト」を設立。新たに悟りを得る人間が現れれば、すでに悟った者の悟りがより深まるそうだが、氏はそれをロウソクにたとえる。「はじめに100本のロウソクがあります。新たに悟る人が現れれば101本になり、わずかでも光の範囲が広がります。さらに最初の100本のロウソクが、自分たちがそれまで経験できなかった光の部分を経験できるようになる。『101キャンドルライト』の名は、その話が由来です」と、マスター・ゲート。



地球には低級宇宙人に介入されるカルマがある


中田 地球にピラミッドを造った種族は、どのような存在ですか?


ゲート 地球人類の先祖たちです。


中田 宇宙人が造ったのですか?


ゲート 造ったのは地球人で、そのような指示を与えたのが宇宙人です。地球ですべての進化の過程を終了したら、ほかの惑星に移住する選択肢が生まれます。ほかの星で経験を続けている私たちの先祖は、故郷である地球に愛情があるので、地球の運命に許される範囲で働きかけています。

 しかし、彼らが子孫たちに直接的な助けをくれるわけではありません。環境を整えてはくれますが、成長は地球人本人たちがしないといけないので。彼らはずっと昔から存在していましたが、一度も地球の歴史には直接介入していません。ただ見守っているだけです。

 地球は宇宙のたくさんのエネルギー場の影響を受けています。そして、そのエネルギー場の変化が起こる時期が、もう少ししたらやってきます。そのときに地球は、生き残るために地軸の変動を起こさないといけません。地球が地軸を固定させてしまったら、ほかの惑星とぶつかってしまうからです。

 そのとき、地球には大地震や洪水、津波といった大きな変化が起こります。その環境への衝撃を最小限にするために、先祖である宇宙人たちは介入するんです。

 また、宇宙にはたくさんの種族の宇宙人がいます。精神的には地球人に満たないけれど、科学技術的にはよっぽど進化している宇宙人もいます。地球には、そのような低級な宇宙人の訪問を受け入れないといけないカルマがあります。

 その運命は、避けることができないのです。それに対応するために、私たちの先祖はピラミッドを建設して、その中にエネルギー場と武器を隠しておいたのです。


中田 なるほど…。避けることができないカルマとは、地球のカルマですか? 地球人のカルマですか?


ゲート 地球がいままでほかの種族には見えなかったのに、宇宙のエネルギー場の変化によって、彼らに見える位置へと変わるんです。地球は休むことなくほかの宇宙へと移動し続けています。ある地点においては、ほかの太陽系にいる種族と出会うことになるんです。


中田 それはいつ頃のことですか。


ゲート 400年くらい先の話です。これまでの地球の歴史を見ると、戦争と暴力が絶えることがありませんでした。地球人が争いよりも愛が偉大だと、経験を通してわかっていくために、宇宙にいる先祖たちは傍観しています。


多次元意識で他の星に同時存在している

中田 先輩の宇宙人たちは、光であることを体現しているから、ほかの星に移住もできるということですよね?


ゲート そうです。そこでもずっと進化は続いていて、進化すればするほど、新しい経験と新しい環境が作られます。先祖といえども、とても進化して遠くへ行った人たちは地球には来ません。まだ地球に愛情が残っている先祖たちが来て、地球を助けようと苦労しています。愛情があるから、ピラミッド造ったんです。


中田 具体的には、どの星の人たちですか?


ゲート たとえば、プレアデス星の種族は私たちの先祖です。といっても、居住している場所は目に見える星ではなく、そこに行き着くためにはいくつかのエネルギー場を超えて行かないといけません。


中田 マスター・ゲートは、そのような宇宙存在とコンタクトすることはありますか?


ゲート いいえ、する必要性を感じません。


中田 では、いままで伺った話は、どうやってわかったのでしょう?


ゲート 自分をわかろうと努力して、私自身を完璧にわかるようになれば、自然とわかるようになります。人間の意識はとても神秘的で偉大なものです。関心を持てば、必ずわかるようになっています。


中田 アカシックを読むということですか?


ゲート それとは違います。私たちの意識というものは、文字通り、意識する通りに生じていくんです。たとえば、いま話をしている私のまた別の意識の私が、この対話を聞いています。そして、遠く空の上から私を見ることができるし、もっと遠くから地球を見ることもできます。私が無限だと設定すれば、私の意識は無限になるのです。私の意識は多次元だといえば、多次元の意識を持つことになる。

 千手観音はそれを象徴しています。私は千の手と千の瞳を持つことができる。それは多次元の意識を持つことができるということです。


中田 意識で宇宙のどこにでも行けて、自分で見られるようになると。マスター・ゲートは、ほかの星にも同時存在しているから、ほかの星のこともわかるのですね。


ゲート はい、そうです。それが人間の能力です。意識の高い存在は自分たちを固体だとは思っていません。彼らの意識はすでに無限で、存在以前の意識なのです。意識が完成形に近づけば、そのような存在になります。皆さんもなれるのですよ。



300万年前に地球に来て、人類の創造を見守っていた


中田 マスター・ゲートは、かつてエジプトの神官として生きたことがあったと聞きました。


ゲート 私がエジプトにいたのは1600年前のことです。


中田 そのときも、存在以前から来たという自覚がおありだったのでしょうか?


ゲート ありました。


中田 地球上に最初に来たのはいつ頃ですか?


ゲート 約300万年前です。地上はまだまだ未開でした。


中田 そのときすでに人類はいましたか?


ゲート はい、いました。人類が誕生したのは約300万年前からです。


中田 え、では、人類の創造にも関わったということでしょうか?


ゲート 私が誕生させたわけではありません。私はその過程を目撃している一人の傍観者でした。守護者として来たわけでもありません。そのとき私は意識体として存在しており、人類が誕生する起源を見

守りました。どのような姿が地球に最も適しているか、試してみる実験チームがありました。角を作ってみたり、大きな巨人の姿になってみたり。たくさんの実験を通して、適切な人間の姿を作っていくまで、非常に時間がかかりました。

 その後、私は物質世界に適応するために何回か肉体に生まれ変わりました。それは純粋に私の経験のためでした。じつは、(存在以前の世界から)こちらに来たことを、非常に後悔しました。いまも後悔しています(苦笑)。地球人として生きるのは、とても大変なんですよ。


中田 物質の密度が濃く、重いからでしょうか?


ゲート 地球人になるためには、いろんな感情を持つことになります。それはまるで潜水服をまとっているような感じです。ものすごい圧力に耐えなければならない。それは人間の感情の重さです。


中田 それでもマスター・ゲートは、肉体に入る経験が重要だったのでしょうか。


ゲート はい、そうです。物質の経験が必要だったのです。完璧な経験をするための最後のステージが肉体です。ですが、創造チームでさえ予想できないことが起こったんです。

 それは“執着”というものが生じたことです。肉体の経験というのは一度すればいいのですが、ずっとそこに留まろうとする属性が出てきました。それが執着となって、ずっと不必要に肉体の経験をくり返すのです。肉体の経験というのは一度すればいいのです。2度目、3度目というのは経験する必要はないんです。


中田 早く肉体を脱いだ世界をめざしたほうがいいわけですね。


ゲート そうです。なぜならいままで、私たちは2万回もの人生を生きてきたのです。


中田 動物に生まれ変わることはあるのでしょうか?


ゲート 絶対に不可能です。人間は決して動物になることはできないし、動物は人間に生まれ変わることはできません。人間はプログラマーです。プログラムになることはできませ

ん。動物はプログラムです。プログラマーになることはできません。



マスター・ゲートが解説

アメンティホールの真実

アメンティホールは、別次元を経由して、天の川銀河にあるほかの星や、250~300万光年先にあるアンドロメダ銀河やさんかく座銀河、はてはNGC891銀河のように3000光年先の宇宙空間にも瞬間移動でき、アトランティスの統治者だったトートは宇宙船に乗って旅行したという。「トートの宇宙船は、いまもピラミッドの地下に存在するアメンティホールに眠っています。いまから約400年後に宇宙戦争が始まるその時、宇宙船は姿を現し、人々を救うでしょう」と、マスター・ゲート。



アメンティホールの正体はブラックホール


中田 マスター・ゲートはアトランティスの統治者であったトートとご縁はあるのでしょうか?


ゲート 知ってはいます。トートは非常に知恵深くて誠実な人でした。シャンバラの大師の弟子で、弟子のことをチェラと呼びますが、彼は3人いるチェラの中の一人でした。師匠の命を受けて宇宙旅行にたくさん行きました。

それほどまでに霊的に成長して、いまもその一員として存在しています。そしてトートの弟子たちもかなりいます。この時代に生きている人もいます。


中田 日本人にもいますか。


ゲート ええ、でも弟子ではなく、トートと同じようなメンバーであり、その意識もあります。ですが、その人が世の中に現れてくることは決してありません。


中田 トートはピラミッドの中に宇宙船を隠したそうですが、それは、将来起こる宇宙戦争に備えたものですか。


ゲート そうです。トートが宇宙船を造ってから、地軸の移動がありました。大きな洪水もありました。それで、そのときに造られた宇宙船の一部は海の中にあり、一部はまだ地上に残っています。

じつは、地軸移動によって重要なピラミッドは海の中に沈み、偶然に陸に残ったピラミッドが、現在地上にあるピラミッドなのです。


中田 なんと! 驚きですね。ピラミッドの地下にはアメンティホールがあるといわれますが?


ゲート エジプトには残った通路がひとつあります。それは重力場を通り過ぎることのできる通路です。じつは、アメンティホールの正体はブラックホールです。トートはそれをアメンティホールと呼んだのです。

地球の外側にもアメンティホールはたくさんあります。宇宙人たちが宇宙旅行をするときには、アメンティホールに入ります。地球人には理解することができません。偉大な存在たちだけがそのホールを利用して宇宙旅行に行きます。

そこを通過すれば、数億光年かかる距離を短縮することができます。また、まったく別の次元にある星に行き着くこともできます。それでトートは「すべての生命の根源」と呼んだのです。


中田 南極にも3基ピラミッドが見つかっていますが、そこにも重力場があるのでしょうか?


ゲート はい、そうです。


中田 いつか地球の科学が進化してピラミッドの中に入ることができるようになる日は来ますかね?


ゲート そういうことは起きないでしょう。もちろん、トートのように霊的に進化した許された弟子たちは、その中に入っていくことはできます。

自らが光になることが光の時代の到来


中田 地球は、オリオン大戦のカルマ解消のために作られたということを聞いています。地球が宇宙のひな型で、地球のアセンションが宇宙全体のアセンションにつながるという。


ゲート 一部分は合っています。けれども、それがすべてではありません。最も大事なのは心、意識です。自分が目醒めて成長すれば、外側にあることは何ら問題になりません。


中田 目醒めるためには、どうしたらよいでしょうか。


ゲート 本当に目を醒ましたいという意志こそが、目醒めになるのです。目醒めれば、すべてのことが理解できるようになり、受容できるようになる。それは意識を変えることで可能になるのです。自分の内側に対して努力すれば、外部はまったく問題になりません。

私たちは環境のせいにしがちですが、地球人がとても美しいユートピアに移住したとしても、幸福になれるわけではありません。ユートピアに住んでいるにもかかわらず、相変わらず不満があれば、ユートピアで彼らはまた喧嘩をします。

 心に地獄があれば、天国に住むことはできないのです。まずは、一人ひとりの心の中に天国を作ること。自らが光となること。それが光の時代の到来ということです。

 

この記事は月刊アネモネ2023年10月号に

掲載されています。

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